パキラ
(Pachira )
科名:パンヤ科

原産地:メキシコ〜中米

ウイークポイント:水のやり過ぎによる根腐れに注意


どんな場所に置けばいいの?

ある程度の日陰でも育ちますがあまり日当たりが悪いと枝が間延びして
バランスが悪くなることがありますので、強い直射日光を避け、
適度に光の当たる場所で育てるようにしましょう。
寒さには強くなく7℃以下にならない場所に置いてください。

 水やりはどうしたらいいの??

春、夏、秋は生育期は土の表面が完全に乾いてから水を与えるようにします。
春、夏、秋は多少水やりを多くしても失敗することは少なく、
乾燥にも強いので乾かし気味にしてもしおれにくいです。
冬は室温が10度を切るようなら土の表面が完全に乾いてしばらくしてから
水をかなり控え目に与えてください。

 害虫対策は?

パキラの害虫はハダニで、主に葉の裏について植物の栄養を吸います。
湿り気のある環境をいやがるので水やりをする際に葉の表裏にも水をかけたり
霧吹きでときどき葉に水をかけてやることで予防することができます
葉の色が変わってきたりした時は葉の裏を確認して水で軽くこすり、洗い流すようにしましょう。

 何か手入れは必要なの?

鉢の中が根でいっぱいになり根づまりをおこしてしまうと下の方から葉が落ちていくことがあります。
そのような場合は葉のなくなった枝を切り戻して、仕立て直しを行いましょう。
パキラは生育旺盛で枝や幹のどの部分で切り落としても、わきから新芽がでてきますので
葉が全部落ちてしまって枯れたように見える株でも幹の部分を切ってみて
断面がまだ緑色なら生きていますので暖かくなったら切り戻しを行い育ててみましょう。


こんな時は注意です!

水を与えてすぐに葉が黄色や黒くなってきた場合は
水をやる間隔が短すぎるか、温度が保ててない可能性がありますので
水切れと勘違いして水をあたえずに、暖かい場所に置いて、
用土が完全に乾くまで様子を見て下さい。